シンフォニア・ノビリシマ


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このロバート・ジェイガーの作品は、今の演奏会では採り上げられることはあるのでしょうか。少なくともコンクールでは、もはや聴かない曲になってしまいましたが、70年代を中心に広く演奏され「演奏したい曲」の一つでした。

佐渡&シエナの名コンビで今でもよく演奏されているのは、佐渡さんがこの曲をお好きだからなのか、メンバーの皆さんによるものなのか、あるいは選曲委員の方の趣味なのか。いずれにせよいつも爽快で溌剌とした演奏で、この曲を今でも聴けることも含め素晴らしいし、ありがたいと思っています。

ただ、この曲の場合、僕のデフォルトは74年全日本コンクール神戸大会での瑞穂青少年吹奏楽団の演奏なのです。ジェイガーじゃなくてジャガーとか適当なことがまかり通っていたあの当時、若さと素晴らしいセンスで、全体に重厚感を保ちつつ颯爽と駆け抜けたこの演奏の印象は鮮烈なものでした。オーボエがかなり残念な感じで、その影響なのかオーボエのソロはアルトサックスだったりコルネットだったりするわけですが、僕は長い間それがオリジナルだと思っていたりしました(笑)いや、冗談ではなくて楽譜通りにオーボエで演奏されると、今でも違和感を覚えてしまうのです…(重症)。

また、阪急百貨店の69年コンクールの演奏もこれまた重厚感のある構成で、ちょっとモノトーンで制限時間の影響でカットがあるのが残念なのですが、落ち着いた大人の演奏の一方で「行てまえ!」が信条の阪急らしい演奏。

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この2つのチームに共通するのは、冒頭のアンダンテ・フィエラメンテからアレグロ・コン・ブリオに入り音が少なくなってからも重厚さが失われず、それが最後まで持続していること、そのバックグラウンドとなるスピード感と一種のスウィング感が重さを感じさせず、ドライブ感のあるエッジの効いた演奏になっていることで、他ではなかなか聴くことができないと僕は思っています。

サウンドは今の吹奏楽のように「すっきりきれい」ではなく、些か古さも感じますが、そんなことよりも「この曲はこうだ!」という主張が聴き手に伝わってくるところに「凄み」があると思います。

閑話休題

前回の発表会でエルカミを演奏したとき、ついでと言っては何ですが、この曲のスコアも買い求めてしまっていました。機会があればアンサンブルしたいなと思って…この間年賀状で提案してみたのですが、どうなるでしょうか。

実は、アルメも買ってしまっていたりします(笑)

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