『カウンターから日本が見える』

伊藤洋一さんの新刊。
HPで発売を知って以来心待ちにしておりました。

新潮社の紹介文はこちら↓
http://book.shinchosha.co.jp/shinsho/shinkan/index_sokuhou.html

料理カウンターは日本にしかなく、大正末期に
大阪新町の「浜作」、今の「銀座浜作」のご主人の伯父様が作ったのが最初で
京都の「祇園浜作」や銀座の「出井」は兄弟分
そして全国にカウンターが広がったのだそうです。

カウンターの歴史が浅いことは意外(根拠はありませんが)でしたし
日本にしか存在しないとはよく調べられたものだと・・・。
色んなお店を食べ歩いておられる伊藤さんならではですし
それを日本論で纏めてしまうあたりは正に筆者の力量ですね。
(ちょっと粗っぽい気もしますが、と言って反論の余地はない)

必ずしも高級店でなくとも(というか無理ですが)
カウンター越しにご主人とメニューを相談したり、その手捌きを拝見したり
ご主人のみならず同席の方々と様々な会話ができるのは非常に楽しいものです。

実際、海外に一人で行くと困るのが食事。
入りづらいことも多く、入ってみても何となく居心地が悪かったりすることも多いです。
フロアの人は一通りのことはわかるかも知れないけれども、詳しい話はできないし。
テーブル単位で食事を楽しむシステムなのでしょうね、やはり。

こういう日本に生まれてきたことを感謝したいと思います(笑)

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