音楽徒然草

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 全日本吹奏楽コンクール実況録音盤(中学の部)

<<   作成日時 : 2009/01/07 11:05   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0


リサイタルやコンサート、CD・DVDによらず
その感想にも賞味期限のようなものがあるようです。
時が経っても大まかな印象、イメージは残っていますが
実際それを文字に記そうとするとかなりの困難が伴います。

この吹奏楽コンクールのライヴ盤も聴いてからのブランクが長くなり
コメントも書かないまま越年してしまったため今一度通して聴きました。
最初に聴いたときにメモ書きしておけばよかった・・・。

ボクが中学の部で購入したのはVol.4と5の二枚のみ
ここに収録されているのは中学後半の部の4番以降なので
プログラム1〜3番の日進中、中間東中、本庄中は聴いていません。

初出場の北白石中はアンサンブルが大変上手
木管楽器を活かした響きはまるで室内楽を聴いているかのようで
何年ぶりかで“フランス軍隊の行進”を聴きましたが清清しい気分に浸りました。
細かい音の処理に配慮すれば中学生の演奏だとは思えなかったでしょう。

同じく初出場で唯一金賞を受賞された福野中は好対照で
達者な金管セクションを中心とした重厚なサウンド、それでいてキレのあるマーチ
小さくまとまらず大きな音楽のうねりを伴った“海”と両曲とも見事な演奏でした。
自由曲のアンバランスなカットがとても勿体なかったです。

東海代表の柳町中は78年の初出場以来15回目となりますが
先生も生徒さんも代わる中で普門館へ進んでこられるのは素晴らしいし
大人びたサウンドとスケールの大きな音楽にいつもながら感心させられます。
今回、課題曲はドンピシャでしたが自由曲のパレットの色が足りなくて残念。

さて、古豪そして名門の山王中。
実は今回ボクは高校の部と大学の部しか購入予定はなかったのですが
中学の部を買ったのはこの山王中の“ディオニソスの祭”を聴きたかったから。
細谷先生時代の軽やかなサウンドから一転重量級の響きに変わりましたね。
これはやはり親子の血のなせる業でしょうか、懐かしさも感じました。
ゴージャスな響きですが打楽器の味付けが上手で軽快にまとめられたマーチ
自由曲では持ち替え楽器もフル活用した色彩豊かなサウンドで
木管、金管、サクソルン、打楽器が四つ巴でシンコペーションの面白さと
それらの噛み合わせによる高揚感を存分に味わうことができました。
何より素晴らしかったのは音楽に対する前向きで積極的な姿勢で
演奏終了後のどよめきにも似た拍手、歓声はそれに応えたものだと思います。

今年のトリを務めたのは生駒中でした。
関西大会での演奏を聴いた時点でこのまま演奏できれば全国でも・・・
そう思った通り、いやそれ以上の出来映えで明確なパッセージはもちろん
軽快なリズム感とエッジの効いたドライブ感による推進力は見事でした。
そして、ともすれば「作られた音楽」に傾きがちなコンクールの中で
自然で身体にすっと入ってくる音楽を聴かせて頂いたことに心から感謝!


にほんブログ村 クラシックブログへ

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文