【ピアノ】 映画「蜜蜂と遠雷」

年休消化初日は新宿歌舞伎町の東宝シネマで「蜜蜂と遠雷」を観てきました。新宿区役所以外の歌舞伎町も久しぶりですが、映画館に行ったのも何十年ぶりというスパン。自宅から靖国通りを歩いても30分あれば余裕と思っていたら到着は開演5分前のギリギリ(でもないんですね、映画の場合は)。そんな事情で入館時は軽い興奮状態で、そのせいか冒頭から涙腺はボーダーラインを軽く超えてしまいました。

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原作を読んだときには、コンテスタント同士の交流があり、その中での心の動きが描かれていることに、ピアノコンクールの実態を知らないながらも違和感を覚えていました。まぁ小説だからこういうことになるのかなというのが正直な感想。もちろんとても面白く、興味を持って読みましたし、その結果感動もしたわけですが。

その後、この小説の舞台のモデルと思しき浜松国際ピアノコンクールが開催され、その結果に文句を垂れていた僕の耳に入ってきたのは、見事本選に進まれた6人のコンテスタントのコンクール後の交流でした。務川さんと安並さんがジョイントリサイタルを開催され、小川典子審査委員長も彼らと交流をもっておられるような様子がツイッターで伺われたり、また優勝されたチャクムルさんもインタビューで「3週間の長期間、一緒に闘ってきた同志」といった発言をなさっていました。

昔からそうなのかも知れませんし、僕の認識が古臭いだけなのかも知れませんが、今のクラシック(ピアノ)界では演奏家同士がお互いをリスペクトし、お互いに高め合うという動きがあることに驚きました。原作者の恩田さんはそこまで認識された上でこの作品を書かれた訳で、ストーリー展開の重みを認識するに至りました。

映画の方は各々の配役がバッチリで自然と中に浸ることができましたし(風間塵役はあまりにドンピシャで驚き)、ピアノとオケの吹き替えもご案内の通りの豪華布陣による素晴らしい演奏でエキサイティング。「春と修羅」は演奏と演技によって、4人各々の抱えるものを的確に描き出しており感動しました。そして、亜夜の言うところのプロコの作品は「踊り」(ダンスと言っていたかも知れない)そのものの3番コンチェルトで興奮のエンディングを迎えました。最後の和音が鳴った瞬間に拍手しそうになったのは僕だけではない筈です(笑)

ブラヴォ!

帰宅して「月の光」を思わず弾いてしまったのは内緒です(笑)

蜂蜜と遠雷
監督・脚本・編集/石川慶
松岡茉優 松坂桃李 森崎ウィン 鈴鹿央士
光石研(菱沼)斉藤由貴(審査委員長)片桐はいり(謎のクラーク担当)
(コンクールの構成や本選での演奏曲は原作と異なりますので悪しからず…)

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