パンチネロ序曲


大坂なおみさん、凄いですね。おめでとうございます!

さて、一昨日金曜日はアルフレッド・リードの誕生日でした。存命していれば94才というか、亡くなってから既に14年になることに改めて時間の経つが速いことを思い知らされます。

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このアルバムの最初に収録されているのが、今日のタイトル「パンチネロ」です。リード自身の指揮による東京佼成WOの演奏が第2交響曲とともに収録されています。73年に作曲され、「ロマンティック・コメディのための序曲」という副題がついています。

この曲は演奏会だったか、コンクールの自由曲候補だったか忘れましたが、楽譜を見て少しだけ吹いた覚えがあります。クラリネットはとにかく大変ですが、他の木管も、そして金管も大変。パーカスは大変なのかどうかを判断する以前に格好良すぎます。また大きな編成で書かれています。

この曲を初めて聴いたのは76年の関西コンクールの三木中学校の演奏でした。74年に全日本に初出場(高度な技術への指標、木星)後、75年も連続出場(未来への展開、シンフォニア・ノビリシマ)した三木中学校でしたが、この年は生徒増により学校が分割されたと聞きました。それでも、ニコリと微笑んでどっしりと構えた長谷川先生のタクトで豊かな響きを聴かせてくれました。課題曲の「メインストリートで」はさすがの演奏で中学生とは思えず、このパンチネロもコミカルに楽しく羽ばたいているかのような演奏でした。

代表は5金特演明けの今津中、西脇南中と後に常連となる城陽中がいずれも初代表でしたが、申し訳ないけれども後者2校はきれいな演奏ではありましたが形通りでつまらなかった。これなら…と思ったことを思い出します。

さて、この曲は関西大会のプログラムには「道化師序曲」と記載されていて、とあるレコードでは「ポンチネルロ」と破茶滅茶な表記が見られたりしました(道化師は間違っていないと思いますが)。しばらくしてパンチネルロになり、パンチネロが一般的になったと記憶しています。どうでも良いことですが、著作権のことも含め色んなところで詰めが甘かった一方で、おおらかということも云えるでしょうし、演奏も主張のあるものが多かったと思います。音や基本的なフレージングがしっかりしていてこそではありますが、それだけでは面白くないし、実際今はとてもつまらない。つまらなくなってしまった原因は僕なりに考えるところはありますが、お叱りを受けるに違いないので書きません。

前置きがとても長くなってしまいましたが、この演奏の決定版は78年コンクールの瑞穂青少年吹奏楽団によるものと僕は今でも断言してしまいます。とてもシャープでリズムのキレが素晴らしく、しっとりと謳いあげた中間部を終えると、もう誰も止められない感じのドライブがかかっています。被せて入ってくるタカタッターがフライング気味でテンポもどんどん速くなるのですが、それが逆にノリに繋がってもうコンクールの演奏とは思えないくらい縦横無尽に自由に走り回っています。もう本当に気持ち良い演奏で、会場のどよめきもそりゃ当然でしょうという快演でした。

一度聴き終えてリピートかけてみると、どれだけテンポが上がっていたのかがよくわかります。やりたい放題ですが、キメるべきところがバッチリ嵌っているのと、速くなっても乱れず聴き手をぐいぐいと惹き込んでいく演奏に僕もブラヴォ!

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