なぜピアノを弾くのか


そこにピアノがあるから…

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ではなくて、やはり好きだからですね(笑)

僕の両親も祖父母も音楽とは無縁で、親戚を含めてピアノを弾くものはいません。僕が幼稚園に上がる前、両親は何を思ったのか、僕にアコーディオンから蛇腹を取ったような小さなオルガンもどきを買い与えました。すると耳コピした曲を弾き出したそうです。幼稚園では休み時間になると、庭には出ずに部屋にあったピアノを弾いていたことや、ピアノのある友だちのお家で厚かましくずっとピアノを弾かせてもらったりしたことは僕の記憶にあります。

そこで、ちゃんと習うのならとまずはオルガンを、しばらくしてアップライトのピアノを買ってくれました。先生に倣い始めたのが幼稚園の頃、それから何人か先生は替わりましたが、結局高校3年までレッスンを受けていました。中学の後半からは当時の先生の薦めもあって、神戸大学の先生に作曲のレッスンも受け始め、何となくその方面に進もうかと思ったのもその頃でした。

ところが、高校入学とともに始めたクラリネットに夢中になってしまい、というか合奏の面白さに憑りつかれたのでしょう、ピアノも作曲の勉強もだんだんとおろそかになっていきました。もちろん学校の授業もテストもありますから、それなりに勉強もしなくてはならず、ピアノのレッスンは殆ど初見で受けていたような記憶もあります(笑)結局、その道は諦めることになり、ふつーに大学に進学して卒業まではクラリネット一色の生活でした。就職すると寮生活となりピアノを傍に置くこともできず、ピアノをまた弾くようになったのはブリュッセルから帰国して一人暮らしを始めた頃に電子ピアノを購入してからでした。

それから何となく気になった曲を弾いてみたりして、ピアノに触らない日はなかったように思いますが、仕上がった曲もなく、自分でも消化不良だなぁと思っていた頃に、今の先生の発表会に出てみない?とお誘いを受けたのが9年ほど前でした。

もともと協調性があまりなく、集団で群れることが得意ではなかった僕には、何でも一人でできる(可能性のある)ピアノが合っていたのかも知れません。その意味で学生時代に合奏に夢中になれたのは奇跡なのかも(笑) まぁ集団が好きではなくなったのは、やりたくもない学級委員長なんぞをやらされて、何でもかんでも押しつけられた経験のなせる業なのかも知れません。今となってはそんなこと考察してみても始まりませんけど。

レッスンを受け、発表会に出ることで、曲をそれなりに仕上げることもできるようになり、発表会で弾かない曲も先生に○を頂くか、録音をすることで客観的にその状態を見ることができるようになりました。特に、この4、5年は好きな曲の他にバッハ(最初はパルティータ、全曲終えたあとは平均律)をレッスンして頂くようになり、最後の拍の最後の音まで聴く癖がようやくついてきたようで、おかげさまで大きく乱れるということがなくなりました。それでも弾けない曲は弾けませんけど…

発表会で弾いた曲は、アルベニスの組曲スペインから、ハンガリー狂詩曲第2番、ブギウギエチュード、道化師の朝の歌、3つのアルゼンチン舞曲集、ラヴェルのソナチネ、そしてこの間のショパンのバラード第4番で、こうやって並べてみると身の程知らずも甚だしいことを自覚させられます(笑)

ご縁があって他の発表会で弾かせて頂く機会もあり、発表の機会が増えていることをとても幸せに思っています。いつまで続けられるんだろう?という歳になってきましたが、弾ける限りは続けていこうと思います。

10/24
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