熱狂の日155公演 ルーカス・ゲニューシャス


前回、もう今回限りかなと思った記憶があるゲニューシャス。今回も聴いてしまいました。

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ショパンはとても繊細、そしてちょっと突いただけで壊れそうなくらい柔らかい響きがキラキラと耀いた素敵な演奏でした。それぞれの特徴も表現されていて、とても説得力がありました。

期待して聴いたラヴェルのソナチネ。第1楽章の入り、盛り上がりとも申し分なく、とても美しく可愛らしい演奏は、前回の大味という印象を拭い去ってくれました。第2楽章はペダルをあまり使わずややブツブツとしたところもあったように思いましたが、流れはしなやかで素晴らしかったです。第3楽章、途中であれ?と思ったところがあって、そこから前回の「行ってしまえ」的な演奏に戻ってしまったような気がしました。もったいないなぁ。

ラストのストラヴィンスキーは見事で、ゲニューシャスの表情も活き活きとしていたように感じたのは気のせいでしょうか。これは本当に楽しい演奏でした。

アンコールはカプースチン?と思ったら、こういう作品だったそうです。帰りエレベーターでご一緒したご婦人からも「最後の曲、ご存知?」と訊かれましたが、まったく知りませんでした。これも爽快で楽しい演奏でした。

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最後に、あまり書きたくはないのですが、爺の領域に足を踏み込んでいる僕の自戒の意味も込めて。155公演はD7という階段状の移動式座席のホール。僕は中段の左端の席でした。隣にはすでに僕より年長の男性がおられ、ひじ掛けを下し、僕の席に1/3ほどはみ出した状態で座っておられました。すみません、と会釈して腰かけようとしたら、「なんだ来たのか」的な表情のまま、身体は微動だにせず・・・プログラムをご覧になっていたので、ひと段落したら脚は引っ込めて頂けれるかと思いきや、そのまま。余程、係の方に、壁際に縦に並んでいる係の方用の席に移らせて欲しいとお願いしようかな、と思っているうちに開演。

昔からおっかない爺はたくさんおられましたけど、筋は通っていたんじゃないかなぁ。駅員さんに大声で怒鳴ったり、暴力を振るったりと、爺のレヴェルは確実に低下しています。気をつけようっと。

5/9
【トレーニング】 体幹(部屋トレ)、ストレッチ60分
【ピアノ】 エール、サラバンド~パルティータ第6番、バラード第4番

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この記事へのコメント

2017年05月10日 15:54
ラ・フォルネ。やっぱり東京公演が羨ましいですねぇ。
毎年この時期の「レポ」を拝読して
「いいなぁ~」って思うばかり、です。

琵琶湖でやってるやつは、どうにも・・・
金沢は今年からラ・フォルネから離脱して
ミッキープロデュースの音楽祭。
(これはこれで楽しそう。)
いつかは東京で聞きたいと思いつつも・・・うーむ。

それにしても。

こちらでも日々、感じること増えました。
「最近の若者は」ならぬ「最近の年寄りは」って。
ボクもきをつけなきゃ、と見るたびに思わされます。
と同時に「ああいう人にもご家族があるんだろうに。」と思うと、
なんとも言えない感情が・・・
人の振り見て、ってヤツなんでしょうね。あ~、ヤダヤダ。

24hirofumi
2017年05月10日 21:01
> うたえもんさま

コメントありがとうございます。琵琶湖は何となく、ですが良さげだと思い込んでおりました。東京は出演者の顔ぶれに年によってムラはありますが、やはり恵まれているのでしょうね。
しかし、本当に最近の年寄りは・・・ですねぇ。嫌になってしまいます。自戒自戒(笑)

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