熱狂の日2016第2日(その2)


午後は2公演。まず最初は注目のゲニューシャスさん。

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ホールはB5で、ここも久しぶりかも知れません。席はピアノ後方、かつ最後列で、ピアノを弾いているらしい様子しか見えませんでした。演目はシューマンの「森の情景」がなくなり、ラッキーと一瞬思ったものの(この曲は苦手なので)・・・替わって演奏された、同じシューマンの「ウィーンの謝肉祭の道化」は残念な演奏でした。

テンポが速く、落ち着きのない感じで始まり、最初こそ密やかな響きも聴かれたものの、曲が進むに連れ弱音に戻り切らず、どんどん巨大な音の塊を投げつけてきます。もう音楽も何もあったもんじゃなく、どんどん大きくなる音に呆れてしまいました。

続くショパンも、マズルカやエチュードの有名どころを採り上げるのであれば、それなりの個性が欲しいところです。こちらもただ弾いていただけで、ともかく練習不足なんじゃないかと思わざるを得ない出来の悪さで、とても残念でした。

でも、人気は凄いですね。割れんばかりの拍手とスタンディングオベーションまでありました。

この日最後は同じビルのB7で、エル=バシャさんのベートーヴェンのソナタ。公演時間は当初から他よりも長い60分で設定されていたところ、入口では「公演時間が延長になっています」ということで75分の予定に変更されていました。

二長調の「田園」、ニ短調の「テンペスト」、そしてハ長調の「ワルトシュタイン」という組み合わせ。席も前から7列目で少し左寄りで、ピアニストのタッチがよく見えました。前回も思ったことですが、エル=バシャさんは脱力が凄くて、音楽の流れも自然。淡々と進んでいるように見えて、ディテールも丁寧に演奏されており、一方で全体の構成はガッチリと堅牢に組み立てられています。

3曲の合間に奥に下がることなく、軽く挨拶されたらそのまま次の曲に進みます。公演によっては次の時間が迫っている場合もあるだろうということで、敢えてそうされたのではないかと思います。アンコールがなかったのもそのせいかも知れません。いや、この至福の時間の最後にアンコールなしで十分でした。

来日できなかったペヌティエさんの代演を務めた前日夜の公演では、ベートーヴェンの同じソナタに代えてグラナドスの「ゴイエスカス」を演奏されたようです。これも聴いてみたかったなぁ。

いずれにせよ、大満足でお腹いっぱいになって会場を後にしました。ブラヴォ!!

5/7
【トレーニング】 胸4・肩1・三頭筋2・体幹3各3セット、エアロクライム180w60分、自転車人形町往復、ストレッチ
【ピアノ】 アリア~パルティータ第4番、交響曲第6番ロ短調第3楽章、ソナチネ、水の戯れ、エステ荘の噴水

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