春の祭典、火の鳥 ~オロスコ=エストラーダ&フランクフルト放送交響楽団


こんなに心地良い響きの春の祭典は聴いたことがありません。ふわっと浮いているかのような柔らかさ、スピード感のあるサウンドの一方、バーバリズムやリズムの面白さはしっかりと伝わってきます。

若さと熱気を感じます。熱気とはいってもゲルギエフのようなねっとりグイグイとした重厚感ではなく、颯爽とした、誤解を恐れずにいえば爽やかなそれだと思いました。火の鳥も色彩感溢れる演奏で、春祭同様しなやかな弦と自由に動き回る管、そして打楽器が見事なスパイスとなって効いています。

この演奏は僕の壺に嵌った感じです。SACDといういやらしい売り方ですが、聴く価値はあります。

4/5
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