間抜けの構造


昨年末仕事納めの翌日に購入して間もなく読了、つまり昨年最後に読んだ本。それが今年最初の読後感になりました。

この新書を読み終わったとほぼ同時のタイミングで、TVでたけしさんと鶴瓶さんの番組を見ました。TVタックルも殆ど見ないので、最近のたけしさんがどんな感じなのかわからなかったのですが、超面白い掛け合いでした。それこそお互いの「間」の取り方が抜群で、久しぶりに声を出して笑ってしまいました。

「間」を外せば「魔」ともなる、自分を客観視する能力がないから言ってしまう間抜けな失言といったところから始まり、漫才、落語、テレビ、ラジオ、スポーツ、芸術、映画、そして最後には人生についての「間」の話が出てきます。まぁ異論もあるかも知れませんが、お手頃でもあり一度読んでみて損はないと思います。

「間」とは直接関係ないけれども、舞台に出ていて全体には「うけて」いて笑いを取っているんだけれども、なぜか「うん?違うな」と思ったときには居眠りしている人がいて、そこには違った空気の流れがある、というくだり。僕のようなアマチュアピアノ愛好家でも、人前で演奏すると、空気が自分の方に流れているとき、まったく向こうに流れてしまっているとき、こちらに流れているようなんだけれどもどこか澱んでいるように感じるときがあって、思わず「そうそう」と膝を叩きました。

「生と死」というよくわからない始まりと終わりがあって、人生というのはその“間”でしかない。人間というのは、一生、“間”のことしかわからなくて、その“間”がどうやって生じるか、ということは絶対にわからないようになっている。だからこそ、その“間”を大事にしようぜ・・・

間抜けの構造 
ビートたけし著 新潮社新書

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この記事へのコメント

2013年01月07日 11:51
謹賀新年でございます。
しばらくこちらではご無沙汰していましたが・・・
本年もよろしくお願いいたしまする。<(_ _)>

ビートたけしの本も実は結構あったりしませんか?
なぜかそういう印象なので、タイトルを見ただけで
あまり気に留めていなかったのですが・・・

なにやら、読みたい内容です!
さっそく本屋さんで捜して買ってみようっ!
読後、インプレッションは備忘しときますね!
でもそれがいつのことになるのやら・・・
24hirofumi
2013年01月08日 06:13
> うたえもんさま

今年もよろしくお願い申し上げます。

この新書はご本人の言では2時間半で書いたとのことですが、その通り快調なテンポで書かれているのであっという間に読めました。読まれたら感想を是非よろしくお願いします!

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