発表会本番を終えて


終わってしまえば、あっという間というのかあっけなくとでも言うのか、ほっとしたという部分もあり、終わってしまったんだなぁと力が抜けてしまったところもあり・・・。

まずはソロの2曲ですが

リスト: ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調
M・グールド: ブギ・ウギ・エチュード

リストは今回も直前に突然ミスするところが出て、その部分は午前中のリハーサルでもうまくいかずというちょっといやな感じ、ブギウギは開始テンポが速くてこれでは崩壊する~というリハでともかくテンポを落ち着かせようと頭の中に刷り込んで臨みました。

前回は舞台袖での待ち時間も一言も口をきかないというかきけないというか、緊張でガチガチでしたが、今回は引き攣りながらも笑っていましたし、演奏を終えた方にも「お疲れさまです」と声をかけるくらいの余裕はありました。まぁここまできて色々考えても仕方ないでしょ的な開き直りでしたが(笑)

いざ始まってみると、3つのカデンツの中でちゃんと決まったのは一つもなく、磐石だった筈の最初のカデンツがすべったときにはちょっと慌ててしまい、2つ目が終わるところまでは真っ白になってしまいました。この曲の良いところは場面変化が頻繁で、随所にリカバリーポイントを設定できることですから(こんな序盤で起こるのは想定外でしたけれど)、それに助けられて我に返ることができてラッサンを終えました。フリスカも「ええっ」というところでミスタッチがあったり、終盤のスケール4連発もややスタミナ切れ、リハで決まらなかったスケールに気を取られて本番では左手の裏拍が決まらなかったりと、細かなミスは多発しましたが何とか終了。

ここで拍手を頂けたところで、うまく気分転換ができて始めたブギウギでしたが、やはりテンポが速め。この曲はリカバリー不可能なので、あとは自分を落ち着かせるだけ。力を抜いて楽しく演奏するところが、それこそ無我夢中で駆け抜けたという感じになってしまいました。もうこのテンポでは無理!という箇所は音を抜いたり、ええーいっ!と勢いでペダルを踏んでみたりと余計なことをする余裕はあったみたいですけど。

自己採点としては甘めにつけて70点くらいでしょうか、120%の練習をしても100%にはなりませんが・・・。先生からは「良かったよ」と仰って頂きましたし、恐縮ながらもブラボーも頂戴してしまったりと嬉しいことも多かったので、結果オーライとしたいと思います(笑)

陽気の良い日で、加えてステージのライト、僕自身もヒートアップしたこともあって汗もかき、ひと山越えてほっとして臨んだアンサンブル

ピアソラ: アディオス・ノニーノ

ここ2回の練習でもしっくり来ず、頂点は一ヶ月前だったのかと思うくらいで、午前中のリハでも「アンサンブルになっていない」と先生から駄目出し。それでも傲慢にも「何とかなるよ」と思っていたのですが、何ともなりませんでした。細かいミスがどうこうというよりも、それで気持ちが沈んでいったのは作りこみが足りなかったからですね。僕自身エレクトーンのパート譜をしっかり勉強していなくて、色んな決めごとが「耳コピ」になってしまったことを深く反省しています。パッションと熱気を感じて頂くどころか、逆に奪ってしまうような通り一遍の演奏になってしまいました。

今回もこんな調子ではありましたが、神田のおやじさん、常連さん、サリーチェのご主人、そして職場の同僚と、連休の中日にも拘わらずたくさんの方にお見え頂き、多くの花束、差し入れを頂戴し、大変ありがとうございました。次回に向けてまた精進する所存ですので、これに懲りずまたお時間があればお越しいただければ大変嬉しいです。ありがとうございました。

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この記事へのコメント

2012年05月18日 23:36
むちゃくちゃ遅レスでごめんなさい!
演奏会・お疲れ様でした。
袖待ちの風景、なんだか目に浮かびますねぇ。
でも声が出た、という時点で
すでに本番OKの流れだったのでは?
グールドの曲、知らなかったです。
音、ありますかねぇ?今度探して聞いてみたいです。

なにはともあれ。
お疲れ様でした。(って今頃、ホントにごめんなさい!)
24hirofumi
2012年05月19日 08:50
> うたえもんFlさま

ありがとうございます。

客観的にどんな出来であっても、一つステージを乗り越えたという経験は、この歳になっても自分を成長させてくれたように思います。

グールドの曲は去年のLFJでベレゾフスキーがアンコールで弾いたのを聴いた友人の薦めでもあったのですが、音源はなかなかなくて、チェルカスキーの演奏がiTunes Storeでダウンロードできるくらいでしょうか。

うたえもんさまも素敵なステージになりますように!

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