アルプスに登る交響曲~N響アワー


氷河特急の途中駅イランツから、マッターホルンを望むツェルマット、そしてレマン湖畔に降りてシヨン城、ローザンヌからジュネーブへ「欧州鉄道の旅」でスイスアルプスの旅を楽しんだ後は、N響アワーでドイツアルプスへ。

北海道で起こった悲しい山の事故の直後ですが、この暑い季節にはタイムリーで、演奏時間約50分のこの曲はN響アワーにはお誂え向きの曲ではないかと思いました。解説も比較的楽チンの筈だし、ちょうど夏休み(笑)

60人ほどの弦楽器に、4管編成の管楽器(ホルンはワグナーチューバ持替を含めて10人)、2台のティンパニがホールいっぱいに並んだ様は壮観、この曲ならではのカウベル、ウインドマシンやサンダーマシンも登場して、地味めなN響としては見るものを圧倒する感がありました。

エド・デ・ワールトの指揮は無駄がなく的確、派手さこそありませんが集中力のある素晴らしいタクトで、N響のメンバーもよく応えていたと思います。特にホルンは大健闘で、他の管楽器も良かったのですが、トランペットはお粗末でした。弦楽器も艶やかな良い音だったので、不用意な一撃は曲を台無しにしかねません。早く若手の優秀なラッパ奏者が見つかりますように!全体には堅牢な構成力をもった好演だっただけに大変残念でした。
     
R・シュトラウス:アルプス交響曲作品64
エド・デ・ワールト指揮 NHK交響楽団
(2009年4月10日 NHKホール)

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この記事へのコメント

ニョッキ
2009年07月29日 12:12
こんにちは。

N響のアルプスシンフォニー、良かったですね。
私は演奏会場で聴くことができ、とても楽しい山登り?でした。
ラッパが足を滑らせてましたが、聞くところによれば、唇を切っていて(怪我)とても調子が悪かったのこと。プロなのであまり言い訳できないと思いますが。

N響アワーでは編集するかな?と思ってましたがそのまま流してましたね。

仰るようにホルンはとても良かったですね。
それでも首席奏者はまだ決まってないみたいです。

テレビではアルプスの映像も流れてまたライブとは違った愉しさがありました。
長文失礼しました。

ラッパが足を滑らせてましたが、聞くところによると
24hirofumi
2009年07月29日 12:44
> ニョッキさま

コメントありがとうございます。

ホールでお聴きになられたのですか、指揮者の要求によく応えた集中力のある演奏でしたよね。ホールでは音の洪水だったのではないでしょうか、羨ましいです。

トランペットの首席、はやく決まると良いですね。

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