音楽徒然草
OBオケ第8回定期演奏会
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作成日時 : 2008/07/23 10:26
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相変わらず酷暑の近畿地方
前日の大阪も凄まじかったけれどもこの日の神戸も相当なもの
高校時代はこんな日に坂道を登って一日中練習していたなんて・・・。
さて、OBオケの演奏会も今回で8回目
第7回は昨年12月でしたから準備期間は約半年という短さです。
一部の特殊楽器(今回はハープ)を除き指揮者・ソリストまで卒業生のみという
この業界(?)では異例の純血主義を貫いてきました(所属部は問いません)。
指揮者はプログラムに「サイトウ・キネン」のようなものと書いておられましたが
それは幾ら何でも言い過ぎなのではないかと思われます(笑)
今回はコンサート・ミストレスに大先輩を迎えて
フィンランド独立運動のヒーローとなったシベリウスと
ノルウェー独立運動を支えたグリーグの作品を採り上げました。
シベリウス: 交響詩“フィンランディア” 作品26
グリーグ: 叙情組曲 作品54 (“羊飼いの少年”“行進舞曲”“夜想曲””小人の行進“)
シベリウス: 交響曲第2番ニ長調 作品43
2008年7月21日 神戸文化ホール中ホール
フィンランディア冒頭の金管のファンファーレは
地の底から聴こえる唸りのような感じが欲しいところなのですが
何と安全運転で音を置きにいった背筋ぐにゃぐにゃの響きとなってしまいました。
「それはないでしょ? 楽器始めたばかりの中学生じゃないんだから」
正直そう思っていたところに聴こえてきたのは弦楽器の分厚い救いのような音でした。
ゲストのコンサート・ミストレスに相当鍛えられたのか
今回の弦楽器セクションは見事な完成された響きを作り出しており
この音が演奏曲目全体に亙ってずっしりとした太い骨格を作り出して
管楽器に見られた少々の傷をカバーして余りあったと感じました。
やや消化不良(練習不足?)の感があったフィンランディアを終えると
叙情組曲では細かなアンサンブルも良好、それぞれの楽曲の表情もよく出ていました。
休憩を挟んだシベ2は全体に大きく掴んだ曲の構成、流れが一貫しており
雄大な音楽を作ることに成功していて、冷静な指揮者の計算も見事でした。
徐々にクレッシェンドする終楽章の最後の部分でも歌心は途切れることなく
聴衆が惹きこまれたことが明らかにわかるくらい会場の空気が変わりました。
クライマックスに至ってボクの涙腺はかなり危ないものがありました。
感動的な好演だったと思います。
アンコールはグリーグの“君を愛す”(良く歌っていたなぁ)で
最後は恒例により会場一体となって“サリマライズ”の合唱で幕を閉じました。
卒業した高校が同じというだけで、その後の進路は区々で
現在置かれた環境も異なる広い年代にわたる音楽を愛する人たちが
音楽作りはもちろんのこと、練習場所や大型楽器の確保を始め運営に至るまで
無い時間を工面して音楽を作り上げたその努力には頭が下がります。
楽しい時間をありがとうございました。
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